「医療の現場」も「建築の現場」も病気の原因を究明することが大切です

こんにちは代表の澤です!

昨日の東京は28度、ニュースでも皆さんTシャツ姿で羨ましいですね。
さて、病院さんからメールを頂きました。

病院の看板の下が汚れています(画像参照)広告等で動画を取ったり
することがあるので黒ずんでいるところを取り除きたいのですが、対処法を
教えて頂けますか?」とのことでした。

早速、先ほど病院に行ってご相談部分を確認してきました。送って頂いた画像
のとおり、看板を設置した部分で外壁部に汚れが筋のように10本ほど見えます

看板を取り付け直してから、5年程が経過しその際に外壁も塗り直しています。

皆さん上の画像をよ〜く見てください、この汚れ方、離れてみていると規則が
あるようで全くなく、同じような文字下でも汚れていないところもあります

そうです、原因は看板本体ではなく、その裏の部分、夜間に看板を光らせる
ための電気配線の強化プラスチックのカバーにありました

この配線カバーは、全ての文字を連結するように、中心部に沿って約6m程の
長さがあります
。その途中途中の配線を取り出すためのジョイント部分と両端
のすきまから、たまったほこりや泥が雨に流されて汚れの原因となったのです。

幸運なことに、3週間後に業者さんの外壁の部分補修が始まります。
その際使用する高所作業車を利用し、外壁の洗浄とカバーのジョイント部を
処理すればしばらくは元の状態をキープできます。

医療の世界と同じように、建築の世界も原因がわかりその病名が特定できれば、
ほとんどの場合その対処方法はあります。

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