こんにちは代表の澤です!
私は飛行機がとても好きで、東京への出張をいつも楽しみにしています。
7〜8年前の話です、札幌市内の病院で病棟のトイレを中心とした水回り部分の
改修設計をさせて頂きました。
その病棟のプランは、廊下が2本あり、その2本の廊下にはさまれたところに、
男女それぞれのトイレがある一般的なタイプでした。
打ち合わせの結果、男女の区別ない個室型のものを、2本の廊下にそれぞれ
面したかたちで6つのトイレを配置し、患者さんがその症状にあわせて選ぶ
ことができるよう、大きさと仕様のバリエーションをつくることになりました。
ところが打ち合わせ時に、みんなで悩んだ点がありました。「一方の廊下にいる
場合他方の廊下のトイレの空き状況がわからない」というものです。
「電車とか飛行機みたいに、空き状況が一目でわかればいいのに‥」
それだということになり、写真にあるようトイレの空き状況が一目でわかる、
トイレに患者さんが入れば自動で点滅する電光表示サインをそれぞれの廊下に
設置しました。
こちらの改修設計の話は、明日にでも事例紹介で平面図をもとに再アップ
しますのでぜひご覧ください。
業界を飛び越えて良いところはどんどん取りいれて、利用者の方々に安全で
機能的な病院や施設を、皆様と一緒につくりあげていければと思っています。