病院が建ってから30年目で、70%以上の病院が建替を検討

こんにちは代表の澤です!

先日、札幌市内で私が知っているだけでも、10件以上の病院建替をされ
た経験をもたれている、ゼネコンの現場所長さんに会ってきました。

ちょうど伺った時は、自社で設計施工される整形外科病院を着工された
ばかりで
、若手の方からベテランの方まで5人体制で現場に乗り込まれ、
事務所内も活気に満ちておりました。

こちらの既存病院は、竣工してから30年以上経過しており、隣接する
土地を取得の上、同じ場所で建替を行う計画です。

建替の目的は、物理的劣化、機能的劣化、合わせて将来的な制度改定
への対応とのこと

日本医療福祉協会の研究報告による、病院が建ってから30年ほどで、
70%の病院が建替を行なっており
、また減価償却期間である39年間の
前に90%以上の病院が建替ているとのデータがあります。

ちょうど、大きな設備更新の2〜3回目をむかえる、30年目は建替の
判断をされる時期と重なります

ここで現場所長さんから、同敷地での建替の注意すべきポイントの1
聞きしました。工事中は使える敷地が制限されることから、「患者さん
とスタッフ用の仮駐車場の計画を予め立てておく」
とのこと。

工事期間中の駐車場の不足は、患者さんの来院とスタッフの確保に影響を
与え、収入減につながります
。少なくとも1年くらい前には、運用上の必要
台数を算出し近隣施設への協力要請を始めると良いでしょう。

いつも的確なアドバイスを頂くこの現場所長さんとも、初めてお会いして
からもう20年、現場への熱い気持ちはあの時のままです。

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