全国的にも珍しい、5パターンに色分けされている小樽市の消火栓

こんにちは代表の澤です!

わたしが20年間暮らした小樽には、とってもカラフルな消火栓がたっています。

小樽市は「坂のまち」とよばれており、市内の中心部にも山がせまり、住宅街にも
険しい坂が多くあります

昭和59年に、焼失面積が2,500平方メートルの大きな火災が小樽市内でありました。
その際、同じ配水池からおりてきている同系統の消火栓から、何台もの消防車が水を
吸ったため、水量が落ち消火栓から水が出にくくなるという経験をしました。

そこで消火栓を見ただけで、配水池の系統がわかるよう、カラフルな色分けがされる
ようになったのです。詳細は下記の小樽市のホームページをご覧ください。

https://www.city.otaru.lg.jp/simin/anzen/shobo/syoukasen.html

みなさんご存知でしょうか、病院の中にも同じように緊急時に、色分けで知らせている
ものがいくつかあります。

そのうちのひとつが、壁などにあるコンセントです。診察室、処置室、治療室などの室で
よ〜く見てみると、白色、赤色、緑色などに色分けされています。停電してもすぐに回復
するものが赤色、もっと早く瞬時に復旧するものは緑色のコンセントになっています。

重要医療機器の使用が多い病院で、使用中に停電があったとしても機器の機能を維持する
ため、また災害時に緊急使用するためにもコンセントが色分けがされています

日常生活の中で、何気なく色分けされているものにも意味があるのですね。

今度、小樽に行く機会があれば運河と共に、5パターンある消火栓もご覧ください。

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