こんにちは代表の澤です!
昨日、楽しみにしていた“プロフェッショナル”仕事の流儀”を見ました。
「道をひらく、小さな命のために」という番組タイトルで、埼玉県立小児
医療センターの植田育也先生が、出ておられました。
先生がおられる部門はPICU、《Pediatric Intensive Care Unit》の略で
小児集中治療室という名称です。
2007年にわたしは札幌市内の総合病院で、類似している名称のNICUの設計
業務の仕事に就かせて頂きました。
PICUは小児集中治療室、NICUは新生児集中治療室です。
PICUはインフルエンザによる急性肺炎や脳症、心臓疾患などの手術後に、
集中管理を必要とする小児が入ります。
一方、NICUは低出生体重児や呼吸状態の悪い新生児、先天疾患等を持つ
新生児が対象となります。
両方の治療室とも、建築の仕上面や設備方式においては、大きな違いは
ありませんが、お部屋を見ると一目でわかるのが、治療室内に設置して
あるベッドの大きさです。
NICUのベッドはベビーサイズの小さなもの、PICUのベッドはキッズ
サイズもしくは大人と同じ大きさのベッドがおいてあります。
今回の番組内でも、アパート火災の現場から救出された、生後8ヶ月、
2歳の女の子、4歳の男の子の3人兄弟に、植田先生がずっと向き合い
無事に回復した様子が映し出されていました、PICUならではですね。
番組後半、プロフェッショナルとは…との問いかけに、植田先生は
「進むべき道を、見つけ出す力ですね」とのコメント。
シンプルですが、すべての仕事に繋がる、力強い言葉と感じました。