NICU、新生児室 JCHO北海道病院様 (2007)

    産科・小児科病棟の運営を妨げずに、新生児集中治療室の改修工事を行いたい

    <ご相談内容>

    札幌市内で一般病棟を中心に、約350床のベッド数を持たれている総合病院「JCHO北海道病院(旧:北海道社会保険病院)」様です。

    社会的背景や各方面からの要請により、
    新生児集中治療室(NICU)を3床から6床に増床し、新生児室、授乳室、調乳室等の改修工事も行いました。

    「病院の運営を妨げずに、工事費予算内で改修工事を行いたい」という課題をいただきました。

    仮設のNICU室を隣につくり、現NICUからの引越し移動等の影響を最小限に抑える

    <SAWA医療設計が提供した設計サービス>

    • 高くなる医療度に配慮し、授乳室、新生児室、NICUの順で工事を行う。
    • NICU室の工事においては、患者さんである赤ちゃんの工事中の移動を最小限にするため、隣室に設備の整った仮設のNICUをつくる。
    • 仮設のNICUの設備は、NICUの拡張時に有効利用し、経費を削減する。

    仮設のNICU室をつくることで病院の運営を妨げず、将来的な経費を削減!

    NICU室には、早期出産等で産まれてきた赤ちゃんが、医療ガスや機器類と接続された保育器に入りながら、入院されています。

    <改修工事による効果>

    • 「運営を妨げない」課題の解決方法が当初見つからず困惑していましたが、病院の事務局長より「隣に設備を整えた仮設のNICU室をつくり、将来的な拡張時に利用しよう」と提案がありました。
    • その後も詳細な検討を重ね、運営への影響を最小限に抑えることができました。
    • 仮設のNICU室は、工事終了後には、新しい新生児室として使うため、将来的な経費も削減
      設備が整った環境にスタッフも喜んでおられます。

    NICU(新生児集中治療室)の写真

    授乳室の写真
    授乳室

    まとめ

    SAWA医療設計が行なった病院の運営を妨げずに、工事費予算内で改修工事を行ったポイントは、以下の通りです。

    運営を妨げない改修工事のPoint
    1. 仮設のNICU室を隣につくり、運営への影響を最小限に抑える
    2. 仮設のNICU室を拡張時のための新しい新生児室として使うことで、将来的な経費を削減

    その結果、病院の運営を妨げずに、コストを抑えることができ、お客様からも喜んでいただけました。

    新生児室

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