回復期リハビリ病棟の療養・リハビリ環境を充実させたい
<ご相談内容>
札幌市内で、療養病床を中心に約280床のベッド数をもたれている「医療法人社団北樹会病院様」です。
リハビリを中心として、高齢者の方々の「生活の再建」を目指しておられ、在宅サービスも充実されている病院です。
6階建ての病棟の2階療養病床部分を、自院の強みであるリハビリ医療を活かした「回復期リハビリ病棟」へ改修するものでした。
フロア全体をリハビリ空間として提案しました
<SAWA医療設計が提供した設計サービス>
- ベッドサイド、廊下、水廻りなど全てがリハビリのための空間としてつくる。
- 患者さんが使う全てのものを、見た目も触れても優しくつくる。
- 面積配分を吟味し、器材庫や手洗いを効率的に分散配置する。
🔳Before(改修前): 旧式のトイレ
🔳After(改修後):新しくなった回復期リハビリ病棟
患者さんの日々のリハビリを応援する、優しい環境づくり
私自身の椎間板ヘルニアの手術と入院経験から、ベッドから起き上がったり数メートル歩くことが、肉体的にも精神的にもいかに大変かを痛感しておりました。
そこで今回は、患者さんがベッドからまず起き上がることからリハビリが始まり、トイレに行ったり、手や顔を洗ったり、お風呂に入ったりする全ての空間がリハビリのための空間と考えました。
日々のリハビリの積み重ねが回復への一番の近道です。5m歩けるようになったら、自分でトイレに行くことにチャレンジする。そんな気持ちを患者さんに持っていただくため、「廊下につかまりやすい木目調の手摺があるから大丈夫」、「トイレの前の棚のクリスマスツリーがきれいだよ」と病院スタッフの方々が声をかけやすいような優しいつくりを目指しました。
まとめ
SAWA医療設計が行なった「回復期リハビリ病棟の療養・リハビリ環境を充実」させるポイントは、以下の通りです。
回復期リハビリ病棟の療養・リハビリ環境を充実させる改修工事のPoint
- フロア全体をリハビリ空間として提案
- 患者さんが使う全てのものを、見た目も触れても優しくつくる。
- 面積配分を吟味し、器材庫や手洗いを効率的に分散配置する。
その結果、充実したリハビリ環境に、患者さんも喜びの声が多数寄せられていると伺っております。
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