外来トイレ改修 北樹会病院 様(2016)

    外来の運用に影響がでないように、1階エントランスまわりを再整備したい

    <ご相談内容>

    札幌市内で、275床の病床を持たれているケアミックス型の病院「医療法人社団 北樹会病院」様です。

    ”スリッパ履きから外履き”への転換を機に、患者さんのアメニティ向上を目指して、1階の外来待合ホールの近くにあるトイレの改修工事を行いました。

    <具体的な課題>

    • 30年近くが経ち、古くて臭いのこもるタイル貼りの「男女別の旧式トイレ」を、患者さんが使いやすくきれいにしたい
    • 待合ホールから離れたトイレは、男女別の入口に扉があり、スタッフの見守りの目が届きにくいため改善したい。
    • 外来の運用に影響が出ないように改修工事をしてほしい、などでした。

    ”外来の運用に影響がでないように改修し、1階の外来待合トイレをきれいで使いやすくしたいという課題をいただきました。

    病院機能の低下を極力抑え、外来の運営に影響が出ないように改修工事を行う

    <SAWA医療設計が提供した設計サービス>

    • 外来玄関横にあった大きめの「スリッパ履き替えスペース」を、新しく男女別のトイレにつくりかえる
    • 既存のトイレは、男女それぞれに扉があり、スタッフの見守りの目が行き届きにくかったため、入口の扉をなくし、プライバシーを守りながらも、トイレ内の様子が感じとれるようにする
    • 病院機能の低下をできる限り抑えながら、運用に影響を与えないように、新しいトイレが完成してから既存のトイレを解体する。

    きれいで使いやすい安全安心の外来待合トイレにより、患者さんのアメニティも向上

    <改修工事による効果>

    • 不要になったスリッパ履き替えスペースに、新しいトイレをつくることで、外来の運営を妨げず、患者さんのアメニティの向上につながった。
    • 待合ホールに近接し、患者さんのプライバシーを保ちながらも、男女別の入口に扉のないトイレをつくったことで、スタッフの見守りの目も行き届きやすく、患者さんにもスタッフにも安全・安心の水まわりになった。
    • 新しいトイレが出来あがった後に解体した「既存のトイレスペース」は、手狭になった薬局の面積を拡大し、薬局部門の人やモノの動きが活性化された。

    まとめ

    SAWA医療設計が行なった「30年近く経つ1階の外来待合トイレを、きれいで使いやすくする改修工事のポイント」は、以下の通りです。

    運営を妨げない外来待合改修工事のPoint
    1. 不要になったスリッパ履き替えスペースを最大限有効活用して新しいトイレをつくる
    2. 男女別トイレの入口扉をなくし、患者さんやその家族、スタッフにとってに安全安心の水まわりにする
    3. 既存のトイレスペースは、手狭になった薬局の面積を拡大することで、空いた空間を有効活用した。

    その結果、患者さんや付き添いの家族が快適で使いやすくなり、スタッフのモチベーションもあがり、お客様も喜んでおられました。

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    お客様の声(病院事務部長様からのコメント)

    「今回の改修を最も喜んだのは現場の職員であり、不便と感じていた点が解消され、仕事の効率が良くなったと感謝しています。患者の満足度も増していると思われます。」

    改修工事はハード面の改善に加え、職員の気持ちが前向きになる効果もあり、ソフト面の向上にもつながったと思います。」

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