
病院の外壁に設置された看板の汚れ:原因の特定とその対処法は?

こんにちは代表の澤です!
先日、病院さんからメールでこんなご相談を頂きました。
「病院の看板の下が汚れています(画像参照)。広告等で動画を取ったりすることがあるので、黒ずんでいるところを取り除きたいのですが、対処法を教えて頂けますか?」とのことでした。
このような外壁や看板の汚れは、日常的によく発生するものと思います。特に、看板が目立つ場所にある場合は、汚れや黒ずみが余計に気になってしまうものと思います。
問題発生の原因はさまざまですが、「医療の現場」と同様、「原因の究明」が問題の早期解決に繋がります。
今回の記事では、札幌市内の病院さんからのご相談で、外壁に設置された看板の汚れについて、原因を特定した事例をご紹介します。ご興味のある方は、ぜひご覧ください。
病院の外壁に設置された看板の汚れの原因は?
早速、病院に行って問題の箇所を確認しました。送っていただいた画像の通り、看板を設置した部分の外壁に、筋のような汚れが約10本ほど見受けられます。
看板を取り付け直してから5年ほどが経過し、その際に外壁も塗り直されています。
皆さん上の画像をよく見てください。
- 汚れ方をよく見ると、遠くから見ると規則的なパターンがあるようで全くない
- 同じような位置にある文字の下でも汚れていない部分がある
そうです、原因は看板本体ではなく、その裏側にありました。夜間に看板を光らせるための電気配線を覆っている強化プラスチックのカバーが問題だったのです。
この配線カバーは、すべての文字を連結する形で、中心部に沿って約6mの長さがあります。その途中にある配線のジョイント部分や両端の隙間から、たまったほこりや泥が雨に流されて汚れの原因となっていたのです。
まとめ
幸運なことに、3週間後に業者さんの外壁の部分補修が始まります。
その際使用する高所作業車を利用し、外壁の洗浄とカバーのジョイント部を処理すれば、しばらくは元の状態をキープできます。
「医療の現場」も「建築の現場」も病気の原因を究明することが大切です。原因がわかりその病名が特定できれば、ほとんどの場合その対処法はみつかります。
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