限られたスペースで決められたスケジュール内に
母体・胎児集中治療室をつくりたい
<ご相談内容>
札幌市内で一般病棟を中心に、約350床のベッド数を持たれている総合病院「JCHO北海道病院」様です。
より高い周産期医療の提供と診療報酬の増益を見据え、病棟の病室(3室)からMFICU母体・胎児集中治療室(3室)への改修工事を行いました。
ミリ単位での現地実測と、厚生局との綿密な打ち合わせにより課題をクリア
<SAWA医療設計が提供した設計サービス>
🔳診療報酬の施設基準(※要約)
①広さは、内法による測定で1床あたり15平方メートル以上
②当該治療室に3床以上設置されていること
③手術室と同程度の空気清浄機を有することが望ましい
- 上記の基準を満足させるため、病院の許可を得ながら既存病室内のパイプスペースや天井を壊し、ミリ単位での現地実測を行う。
- 詳細な測定情報をもとに、施設基準、機能性を満足する改修計画案を提示
- 決められたスケジュールを遵守するため、厚生局との綿密な協議を重ね、手戻りをおこさない。
🔳Before(改修前):病棟の病室(3室)
🔳After(改修後):MFICU母体・胎児集中治療室(3室)
厚生局との綿密な協議がカギ!スケジュールも守り機能性も高める
<改修工事による効果>
- スタッフステーションを中心に、MFICUと既存のNICUが隣接することで、より高度な周産期医療の提供が行えるようになり、集患が向上しました。
- 改修工事の完成とスタッフの人員配置が予定通り進んだことで、早期の増益につながり経営の安定に寄与しました。
- さらに、充実した治療室が整備されたことで、患者さんとその家族、医療スタッフも喜んでおられます。
まとめ
SAWA医療設計が行なった「限られたスペースと決められたスケジュール内での、施設基準を満足する改修工事のポイント」は、以下の通りです。
限られたスペースと決められたスケジュール内での改修工事のPoint
- 詳細な現地調査により、限られたスペースで施設基準を満足させる
- 厚生局との綿密な協議を重ね、事業スケジュールをまもる
その結果、限られたスペースで施設基準を満足し、予定されたスケジュールも守ることができ、お客様からも喜んでいただけました。
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