2018年新年のご挨拶 ー 医療・建設2つの業界の動き!

皆様、新年明けましておめでとうとございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

日本の医療業界は、団塊の世代が75才以上となる2025年問題に向け、社会保障、医療保障の様々な対策が講じられつつあります。2018年度の診療報酬改定では、入院基本料の考え方としてこれまでの看護配置基準の考え方が一変し、急性期では7対1と10対1が統合再編し10対1を医療体制ベースとして、その上に診療実績を評価する急性期診療料を乗せた2階建てに切り替わることになりました。

一方で「建設コスト」に着目すると、2020年のオリンピックまでは東京近郊においては年2%、地方主要都市においても年1%づつ上昇しており、オリンピック後も「横ばい」か「上昇傾向」との予測がたてられています。上昇の3つの要因としては、「電気・機械設備の工事費単価の上昇」、「職人さんの人件費の上昇」、「需要対応が追いつかない鉄骨価格の上昇」があげられています。

皆様が新築・増築・改修など各整備事業を推進する上では、医療・建設業界共とても厳しい状況下にあると感じています。進むべき道は2つあると思われます。1つは経営安定の見通しがあれば建設コストが安定するのをじっくりと待つこと、もう1つは発注者としてより戦略的な整備計画を立て次の一手を打つことです。どちらの道を選ぶにしてもキーワードは「柔軟性」、初期段階での建設コストだけでなく、整備事業を中・長期で捉えていくことが重要と私たちは考えています。

弊社は、今後も皆様からのご支援を忘れることなく、常に感謝の気持ちで皆様のお役に立てるサービスを提供して参ります。また病院専門の調査・企画・設計を柱に、どのような貢献が出来るかを常に考えながら、今年も挑戦を続けて参ります。今後とも変わらぬご愛顧・ご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

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